社会インフラの老朽化や生活スタイルの急速な変化を背景に、安心・安全な社会の実現に対するニーズが高まっています。
こうしたなかで当社は、さまざまな業務や社会活動、市民生活の安全確保に寄与する、信頼性の高いサービスを提供しています。
社会インフラ・ICTインフラの整備への貢献
KPI:官公庁向け案件の年間成約額
2023年度実績
1,496億円
信頼性の高いサービスの提供
KPI:反競争的な違反行為・贈収賄違反件数
2023年度実績
0件
KPI:情報セキュリティ研修対象者受講率
2023年度実績
100%
近年、アクティブ・ラーニングの導入やプログラミング教育の小・中学校での必修化など、教育のICT化が急ピッチで進められています。当社は文部科学省のGIGAスクール構想による児童生徒の一人一台端末や校務デジタル化などのICT環境整備を支援し、子どもたちの学びの充実と、教育現場でのDX活用に貢献しています。
また、昨今の猛暑対策として、教育現場への空調導入が喫緊の課題となっています。当社は、アライアンス企業と一体となって学校・体育館空調の域内一斉導入を推進し、児童生徒の安心・安全な学習環境整備を支援しています。
高齢化社会の進展などに伴い、より高品質・効率的な医療サービスが求められるなかで、医療現場での高価な機器の導入や快適な環境整備の実現に当社のファイナンスサービスを活用いただいています。最新のCT・MRI、手術支援ロボットなどが、多くの患者さまの命を救う医療現場を支えています。
また、老朽化などの問題を抱える公共施設の新設や建て替えニーズに応えて、パートナー企業と連携し、リース方式をはじめとするPPP手法により課題解決のサポートを実施しています。これにより地域活性化・災害発生時における避難所機能の拡充にも貢献しています。
お客さまに安心・安全なサービスを提供するため、情報セキュリティの確保に注力しています。毎年1回、全社員を対象とする研修を行うほか、11月を情報セキュリティ強化月間とし、イントラネットで関連情報を発信するなど、さまざまな機会に意識づけを促しています。
NTT・TCリースは、豊かな地域社会をつくるさまざまな取り組みに協賛するとともに、社員による社会貢献活動を奨励しています。
一例として、世界的なヴィオラ奏者・今井信子氏の提唱でスタートした音楽祭「ヴィオラスペース」に1997年から協賛。コンサートと合わせて若手演奏家や子ども向けのワークショップなどを実施し、音楽文化の発展を支援しています。
社員参加型の取り組みとしては、使用済み切手の収集やペットボトルキャップの回収、ベルマークの回収、ブックバトンプロジェクトへの参加などを毎年実施しています。