数十億円の融資の先で、
日本を支える
エネルギーが動く。
ファイナンス営業
2018年入社 経済学部 経済経営学科 出身
※所属は取材当時のものです
数十億円の融資の先で、
日本を支える
エネルギーが動く。
ファイナンス営業
2018年入社 経済学部 経済経営学科 出身
※所属は取材当時のものです
金融業であること:さまざまな産業に携わることができ、経済のインフラとしての役割が魅力的。
リース事業であること:モノを伴う金融であるため、企業の財務状況に加えてモノの価値を判断する力も養えると感じた。
NTTグループとしての基盤:NTTの商材を扱えるうえ、ブランド力に裏付けられた営業ができそうだと感じた。また、社員が温和な方ばかりだった。
ストラクチャードファイナンスとは、企業の資金調達手段のひとつです。企業そのものではなく、企業が持つ特定の資産や事業が評価され、融資などの対象となります。NTT・TCリースが融資を行うのは、主に「オフィス・住居・商業施設などの不動産」と「風力・太陽光発電などのプロジェクト」。進行中の案件のほとんどは銀行からの紹介をきっかけに参画したものですが、NTTグループの企業を対象にしたストラクチャードファイナンスでは、私たち自身が主導的な立場で案件を組成することもあります。
スケールと影響力の大きさです。案件によっては、融資規模が数十億円にも及びます。また、風力・太陽光といった再生可能エネルギー事業への融資は、世界的なトレンドである脱炭素化に結びつくもの。日本の将来的なインフラを支えている実感がありますし、まだ何もない発電施設の建設予定地を視察するとワクワクしますね。一方で、金額が大きいほど貸し倒れなどのリスクも大きくなります。融資の前に慎重なリスク判断を行うことはもちろん、長ければ20年にもわたる融資期間中、事業状況を正しくモニタリングし続けることも重要です。ひとつとして同じ案件はなく、リスク要因もそれぞれに違います。それでも常に、多角的で精度の高い分析を求められるところが、この仕事の難しさであり、面白さでもありますね。
異動直後に携わった、太陽光発電事業への融資案件です。それまでは建設機械のリースしか担当したことがなく、知識もなければ、仕事の進め方もわからない状態。先輩に丁寧に教えてもらいながら猛勉強を重ね、どうにか1か月半ほどで融資の実行にこぎつけることができました。苦労したのはリスク要因の洗い出しです。収益性、事業関係者の与信、自然災害リスクへの対策、発電設備の信頼性など、自分なりにポイントを網羅したつもりでも、上司の指摘で抜け漏れに気づき、あわてて検証することも多かったですね。大変な思いをしましたが、あのプロセスを通じて基本を丁寧に学べたからこそ、以降の案件ともしっかり向き合えるだけの知識やノウハウが身についたのだと思います。振り返ってみれば、本当に幸運な経験です。
取り組んだことがない案件がまだまだあります。不動産案件でいえば、データセンターや公共インフラ、商業施設、ホテル、ヘルスケア施設。発電事業では、洋上風力、水力、地熱など。こうした案件を経験することで、仕事の幅を広げていきたいですね。また、M&A案件にも携わってみたいですし、案件を組成する側になることも大きな目標のひとつです。案件を組成するためには、広い視野や指揮管理のスキルが求められますが、ぜひ挑戦してみたいと考えています。
体を動かすことが好きで、バスケ、テニス、ゴルフのいずれかで遊ぶことが多いです。友人や会社の同僚と楽しんだり、社会人サークルに参加したりしています。インドアな趣味としてはテーブルゲームで遊ぶこともあります。