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お知らせ

2024年8月19日
NTT・TCリース株式会社

グリーンファイナンス・フレームワーク更新に関するお知らせ

 NTT・TCリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 成瀬 明弘)は、グリーンファイナンス・フレームワーク(以下、「本フレームワーク」)を更新し、評価機関より第三者評価を取得いたしましたので、お知らせいたします。

1.フレームワーク更新の目的

 当社は「金融サービスを通じて、新たな価値創造や社会的課題の解決に取り組み、安心・安全で持続可能な社会の実現に貢献」する事を果たすべき使命・責任と考え、サステナビリティ活動を推進・展開しています。

 その活動の重点テーマの1つとして「自然(地球)との共生」を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進してまいりましたが、NTTグループが積極展開しているデータセンター向け事業資金をグリーンファイナンスにて取り組むため、調達資金の使途を拡充すべく、グリーンファイナンス・フレームワークを再構築いたしました。

 グリーンファイナンスにより調達した資金については、下記のいずれかに充当予定です。

適格クライテリア
(適格プロジェクト分類)
適格プロジェクト SDGsとの関係
再生可能エネルギー
  • 以下いずれかの再生可能エネルギー供給拡大を目的とする関連施設取得
    • 太陽光発電
    • 風力発電
    • 中小水力発電(30MW未満)
    • バイオマス発電(バイオマス発電の燃料は⾷糧と競合しないこと、国内から調達した燃料であること、FIT/FIP制度のライフサイクルGHG排出量の基準を満たすこと、輸入バイオマスの場合は、FSC等により、持続可能性(合法性)が認証された木材・木材製品であること
    • 地熱発電
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンにのアイコン、13.気候変動に具体的な対策をのアイコン
エネルギー効率
  • エネルギー効率が30%以上改善することを目的とした投資(空調更新/LED照明導入)
  • PUE1.35以下の新規および既存のデータセンターの取得・運営に係る投資
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グリーンビルディング
  • 以下のいずれかの建物認証または所在自治体による環境性能に関する認証を取得済みまたは今後取得予定の建築物の新規取得資金
    • CASBEE建築(自治体版CASBEE※含む)におけるSランク、Aランク、B+ランク
      自治体版CASBEEは、工事完了日から3年のルックバック期間を設ける
    • 2024年3月末以前に取得したBELS(平成28年度基準)における3つ星以上かつ新省エネ基準における既存不適格ではないこと
    • 2024年4月1日以降に取得したBELSにおけるレベル6~4(非住宅)
    • DBJ Green Building認証における3つ星以上
    • LEED認証におけるPlatinum,Gold,Silver(LEED BD+Cの場合はv4以降)
    • 東京都建築物環境計画書制度における評価段階3または評価段階2(2020年度基準以降)
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(下線の箇所が変更点)

2.本フレームワークが基づく原則、及びこれらの原則との適合性

 本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の定めるグリーンボンド原則(GBP)2021、環境省の定めるグリーンボンドガイドライン2022年版、グリーンローンガイドライン2022年版、並びにローン・マーケット・アソシエーション(LMA)、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション(APLMA)、ローン・シンジケーション・アンド・トレーディング・アソシエーション(LSTA)の定めるグリーンローン原則2023に基づき策定しました。

 これらの原則との適合性についても、評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より第三者評価を取得しております。

■ NTT・TCリース株式会社 グリーンファイナンス

ご注意:この文書は、当社が上記グリーンファイナンス・フレームワーク策定に関して一般に公表するための発表文であり、投資勧誘やこれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

以上

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