CROSS TALK

入社1年目が語る、仕事と会社。

PROFILE

Takeshi Goto

東京支店

Ayana Oguri

法人営業部 法人営業第二部門

Tatsuki Naniwa

グローバル営業部 国際業務部門

Aina Bingushi

NTT営業部 NTT営業第二部門

※所属は取材当時のものです

NTTというブランドのもと、
多彩な企業の根幹を支える。

Q.どんな就活をしていたかを教えてください。

小栗

学生時代、フットサルのサークルに所属していました。80人もいるのに練習には5人しか来ないような、ちょっとうまくいっていないサークルだったんですが(笑)、いろいろ工夫して30人くらいは集まってもらえるようになったんです。その経験から、団体や企業を支える仕事がしたいと思いました。企業の根幹をなすものといえば「資金」。それが、金融業界をめざすことになったきっかけです。

後藤

銀行とかも?

小栗

銀行は……あんまり考えなかった(笑)。日本中に支店があって、異動が大変そうだったから。

鬢櫛

私も金融業界志望。特に、リースに絞っていました。リースで扱える商材には、パソコンもあれば航空機や建物もある。金融でありながら形があるもので社会貢献ができて、しかも幅広い業界と関われるところが楽しそうだと思って。

浪花

私の場合、2人のようにはやりたいことが固まっていなかったんです。ただ、大学での学びを活かして、グローバルな仕事がしたいとは考えていました。親族にアメリカで働いている人がいて、憧れていたということもあります。金融、メーカー、インフラなど、グローバルであることを軸にさまざまな業界を見て、少しずつ絞り込んでいきました。

後藤

学生時代に塾のチューターを経験したことから、「若者が幸せに働ける日本をつくりたい」と考えるようになりました。はじめは人材業界や、人事システムに関われるようなIT業界を検討していたんです。

小栗

そこからどうしてNTT・TCリースに?

後藤

採用情報サイトを見ていたら、たまたま「NTT」の文字が目に入って(笑)。なんとなく参加してみたインターンシップで、初めてリースについて理解できた。小栗さん、鬢櫛さんが言ったように、リースは企業の根幹を支え、しかもさまざまな業界と関わることができる。めざしていた業界とは違うけど、企業を金融面でサポートすることで、そこで働く若者の幸せにもつながるという点で、願いが一致していた。

鬢櫛

やっぱり、「NTT」のブランドは強いよね。私も、世界規模の通信グループだからこそ、国内はもちろん、海外に対しても影響力のある仕事ができるんじゃないかなと思った。実際、グループで協業することも多いし。

後藤

じつは私、NTTにいろんなグループ会社があることがわかっていなくて……。就活のけっこう最後のほうまで、自分はNTTという会社を受けているんだと思ってた(笑)。

新人の範疇を超えた、
仕事のスケールに触れる。

Q.入社1年目のいま、どんな仕事を任されていますか?

小栗

民間企業に対するリース営業です。ジャンルもスケールも本当にさまざまな企業が対象で、提案するものにも縛りがありません。数万円の通信機器から、数百億円の物件まで扱うことがあります。金融にとどまらず、幅広い業界知識が身についていくのが魅力ですね。それから、新規の顧客開拓も大切な役目。「自分がどう世の中に貢献したいか」を軸に、対象の業界を決めてアプローチしています。

浪花

たとえば、どんな業界?

小栗

私の場合は「スリープテック」。睡眠の質を高めたいというニーズに対して、テクノロジーで応えていく急成長中の市場。前例のない業界だから、電話をかけて「リースのニーズはありませんか」と尋ねるところから始めてる。かなり手探りではあるけれど、社長とのアポイントにつながったところもあるよ。

後藤

私も職種名としては「営業」ですが、中身は小栗さんと大きく違います。私の営業対象は、NTT東日本と契約を結んでいる特約店さん。その特約店さんが通信端末をユーザーに提供するとき、NTT・TCリースの割賦販売やリースを使ってもらうことが目的です。かなり成熟しているジャンルなので、じつはサービスの内容においては、競合各社と圧倒的な違いをつくりにくい。だからこそ、対応力や信頼関係で評価されることがとても大切です。問い合わせに対するレスポンスを可能なかぎり早めたり、こまめに顔を出して人間関係を温めたり、営業の基本がかなり鍛えられますね。

鬢櫛

私は「NTT営業部」という部署名の通り、NTTグループ各社に対してリースやファイナンスの提案を行なっています。いまはまだOJT期間中ですが、自分が主体となって営業する場面もだんだん増えてきました。

浪花

グループ各社ということは、たとえば「NTTドコモに提案する」ってこと?

鬢櫛

そう。NTTグループは900社以上あって、ちょっとややこしいけれど、私たちNTT・TCリースとグループ会社Aが連携して、さらに別のグループ会社Bに提案する……というケースも多い。海外のデータセンターのような、金額の大きなリース案件にも関われるのが醍醐味かな。もともとは1部門に過ぎなかったけど、最近になって部として昇格したくらい、力の入っている領域でもある。

小栗

グループ同士なら、提案も聞いてもらいやすそうだね。

鬢櫛

あくまでビジネスだから、提案の中身はシビアにチェックされるよ(笑)。

浪花

私はグローバル営業のサポートに関わっています。所属しているチームが主に手がけているのは、航空機や船舶などをリースする際に設立する「SPC」の管理です。

小栗

SPCって?

浪花

「特別目的会社」のこと。たとえば航空機なら、1案件ごとにSPCを設立し、そこにお金を集め、航空機を買ってリースする形をとる。100億円の航空機なら、NTT・TCリースが75億円、投資家が25億円という感じ。リースする相手は、海外の航空会社が9割くらい。そのSPCを、会計、税務、法務などの側面から管理するのが私たちの仕事。

後藤

志望動機の通り、グローバルな仕事だね。

浪花

うん。希望通りの配属でうれしかった。とはいえ専門性の高い領域だから、いまはまだ営業担当のサポート的な仕事。先輩曰く、2年から3年は経験を積んで、それから営業担当者になるのが一般的らしいから、がんばらないと。

充実した教育で解消された、
入社前のさまざまな不安。

Q.仕事において不安だったこと、苦労していることはなんですか?

小栗

リースという言葉にさえ触れたことがなかったので、ちゃんとついていけるのか不安でした。でも、考えてみれば同期もみんなそうだし、研修や実務を通じて丁寧に指導してもらえたし、そこまで心配することでもなかったですね。逆に入社してからびっくりしたのは、仕事の幅広さ。リース営業は「決まったことをきちんとこなしていく」というイメージがなんとなくあったんですが、実際はその逆。自分から動かなければならないことも、学ばなければならないこともたくさんあります。ただ、それは苦労というよりも、どちらかといえば面白さです。

鬢櫛

私はビジネスマナーなど、社会人としての基礎的な部分がネックでしたね。ちゃんと敬語が使えるか。上司や先輩とコミュニケーションが取れるかどうか。小栗さんと同じで、研修やOJTがしっかりしていたおかげで、いまはもう不安もなく、楽しく仕事しています。

浪花

希望通りグローバルな業務に配属されたのはいいんですが、そもそも英語ができなくて(笑)。でも、いま手がけている仕事に限れば英語が必ずしもマストではなく、支障はありませんでした。とはいえ、いずれマスターしなければならないことに変わりはありません。上司から定期的に契約書の読み方を教わっているほか、いずれは社外研修も利用して、英語力を磨きたいと思っています。

後藤

私はちょっとレアケースなのですが……入社してすぐ、結婚しました。

小栗

早かったよね。

後藤

仕事も覚える前だから、まわりの人がどう反応するのか、すごく気になって。でも、本当に温かく祝ってくださったのがうれしかった。結婚祝いもいただいたし、新生活を始めるコツや、家事の極意も教えていただけたし。会社からも祝い金が出て、新婚旅行で使わせていただきました(笑)。

先輩に背中を押された、
11連休。

Q.人柄や社風の魅力を教えてください。

浪花

これは私の勝手な思い込みなのですが……NTTグループって、なんとなく堅い人が多そうだなと思っていたんです。

鬢櫛

わかる(笑)。特に年齢が離れた人は、ドライで関わりづらいイメージ。

浪花

だけど実際には、気さくな人ばかりで。これはいい意味でのギャップだった。

鬢櫛

そうそう。困っていると必ず声をかけてくれて、趣味やプライベートの話でも盛り上がることができて。それに、就活中から感じていたことだけど、仕事のことを楽しそうに話す人が多いよね。

小栗

うん。面接の時から一貫して、こちらの緊張をほぐそうとしてくれる。私のときは、最終面接まですべてオンラインだっだけど、画面越しでも人のよさが伝わってきた。

後藤

人のよさはもちろん、福利厚生も魅力だよね。まず、資格取得支援。半年に1回の能力開発支援施策と、毎月受講できる通信教育があって、学びたい時にどんどん学べる。それから、なんといっても休みの取りやすさ。私は土日と夏休みをつなげて9連休にして、新婚旅行に充てました(笑)。

小栗

私は11連休とったよ。

鬢櫛

その休みで、北海道の同期に会いに行ったよね。オンラインでしか顔を見たことなかったから。

小栗

さすがに11連休はどうなのかなと思って先輩に聞いてみたら「いいよ! 休みなよ!」って。

浪花

私も10連休。実家に帰って、ゴルフして飲み会に行って家でのんびりして。

小栗

それがいちばん贅沢かも。

浪花

それから、借り上げ社宅は最高。私の場合は都心だし、新築だし。もちろん、このあたりは運もあるけど。

後藤

福利厚生サービスの「ベネフィットステーション」もいいよね。たくさんのメニューの中から、自分が使いたいものを選べる制度。私はそれでジムに通ってたことがある。

小栗

ジム、私も申し込んだよ。旅行で使えるホテルもあるから、とりあえず目をつけてる。

現在地で経験を重ねて、
大きな可能性につなげていく。

Q.今後、NTT・TCリースで挑戦したいことを教えてください。

小栗

担当している法人営業の分野で、さまざまな経験を積んでいきたいですね。新しい仕事、新しいモノがあふれているこの世の中で、新たなリースの需要を発掘し、プロジェクトとして自分の手で成功させてみたい。そのことを通じて、世の中を動かす企業を支えられたら楽しそうだなと思っています。

後藤

特約店との提携リースだけではなく、一般リースも経験してマルチプレイヤーに成長したいですね。まずはいまの業務で社会人としての基礎スキルを磨き、リースの基本を理解した上で、次は自分自身の手でユーザーとディーラーをつなぎ、日本により大きな影響を与えるような仕事がしてみたいと思います。また、人事業務に携わり、志を持った人を集めてより強い会社をつくることにも興味があります。

浪花

いまの所属部署で知識や経験を蓄えて、将来的には営業として大きな案件に携わっていきたいと考えています。また、語学の勉強にも力を入れ、いずれは海外で働くことができたらうれしいですね。

鬢櫛

抽象的な表現になってしまいますが、できるだけ多くのNTTグループ会社を巻き込んだ大規模な案件に関わってみたいです。また、NTTグループは日本だけでなく、海外にも広がっています。海外のNTTグループ会社と、NTT・TCリースのグローバル営業部、それに私たちNTT営業部が連携することで、国際的な影響力を発揮できるようなプロジェクトにもいつかは携わりたいですね。