村田 哲章
TETSUAKI MURATA
営業推進部 営業企画部門
2006年入社 経済学部卒
※所属は取材当時のものです
NTTグループとの連携によるリース営業、
地方での一般企業向けのリース営業、
さらには経営企画部を経験し、
多くの知見、幅広い視点を得ることにより成長し続けている。
リース業界の中でも当社は、どこの企業にも必要不可欠な情報通信機器を提供するNTTグループの強みをトリガーにして、あらゆる業界にアプローチできるところが面白そうだと思い、入社しました。入社後、配属されたのは、まさにNTTグループと連携して情報通信機器を中心としたリースを提供する部署でした。若手時代から、NTTグループのデータセンターに通信機器を導入するといった大型案件を担当させてもらったことは、大きな経験になりました。リースを通じ、NTTグループの通信事業の拡大に貢献することにやりがいを感じていました。
次は一般企業向けの営業に取り組みたい。そう考えていたタイミングでの異動でした。民間企業、医療・福祉施設、官公庁など、自らターゲットを選定し、様々な金融サービスの提案を行いました。ターゲット企業、提案商材・サービスなど、自分自身でシナリオを考え、お客様に提案することにやりがいを感じていました。例えば、環境商材のLEDをトリガーに、LEDのニーズがある企業(スーパー、医療・福祉施設等)に対して、ディーラー(販売会社)と連携して提案を行ったりしました。もちろん1回訪問しただけでは、お客様のニーズを完全に把握することはできません。足繁く訪問して、お客様とディスカッションしながら、より良い提案を練り上げます。仕込みは長いのですが、案件を獲得できたときは、ディーラーとも喜びを分かち合えて、非常にうれしかったです。また、金融のプロとして、お客様の決算書から財務改善に資するファイナンス商品を提案しました。直接社長と話す機会もあり、様々な業界の意思決定者に対し、企業の成長を支える金融サービスを提案する醍醐味を味わいました。
企画部門では主に、中期経営計画の立案・策定に携わりました。当社には業態の異なる事業が複数存在していたことから、各事業部とディスカッションをしながら、中期経営計画を作るという機会に恵まれました。それまでは自分が所属する事業の枠だけで物事を見ていたのですが、ここでは全社を俯瞰して見て、全体の中での最適を考えていく目線を養うことができました。また、あらゆる事業部と連携していく中で、多くの部署、人を巻き込む力も身につきました。さらに、非常に勉強になったのは、経営幹部の方々の考え方を知ったことです。いかに自分が狭い視野で物事を考えていたのかを思い知らされました。
事業企画部門の役割は、全国の部支店を含めて約30もの組織の事業や組織運営を下支えすることです。リース事業全体の総括、制度、危機管理、研修から、子会社の支援業務まで、その守備範囲は多岐にわたります。本社組織などの他組織との調整を行い、各組織を適切にマネジメントすることがなければ、適切な事業運営は達成できません。私たちが責任を持って各組織のハブとなり、社内のセキュリティ関連の部門や、法務部門、システム部門など、様々な部署を巻き込んで調整を行い、事業運営を進めていく上で、適切な“解”を出していくことにやりがいを感じています。
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将来の目標・夢
これまで営業、全社戦略、事業部運営等、さまざまな業務を経験し、多くの学びを得ることができました。しかし、当社には他にも様々な分野でプロフェッショナルが存在しています。今後も様々な部署を経験することにより、自分自身の視野を更に広げ、成長していきたいと考えています。また、それにより得た知見を周囲に展開すると共に、事業運営や全社運営に貢献していければと考えています。